設置タイプ


 IHクッキングヒーターの設置タイプには、ビルトイン・タイプと、据え置きタイプ、 そして卓上タイプの3種類があります。

 ビルトイン・タイプは、システムキッチン等に組み込むタイプです。
システムキッチンのコンロ部は、60cm幅の規格の物が大部分ですが、各メーカがこの規格に 合わせて作っていますので、置き換えが可能なのです。
カタログに「幅75cm」と記載があるものでも、トッププレートが75cmというだけで本体は60cm です。
各メーカの主力製品であり、一番種類が多くなっています。
コンロの下がガスオーブンになっている場合は、ガスオーブンの排熱の都合で置き換えが できない場合がありますので、注意が必要です。

 据え置きタイプは、いわゆる流し台キッチンの、コンロ台の上に置くタイプです。
電気工事は別として、取付けは単に機器を台の上に置くだけですので、簡単です。
また2口のコンロが主流であるため、3口が主流のビルトイン・タイプよりも機器の価格が 安い場合が多いです。

 最後の卓上タイプは、100Vコンセントでホットプレートの様に使えるお手軽版です。
200Vを使うビルトイン・タイプや据え置きタイプの様な高火力は期待できませんが、 IHであることには変わりなく、火を使わずに鍋を加熱できます。