安全面の注意点
IHクッキングヒーターは火を使いませんが、不適切な使い方をした場合には、発煙・発火
する可能性がある事は、「発煙・発火するケース」
に書いた通りです。
それ以外にも、予め注意しておくべき事項を紹介します。
- 鍋を取った後のトッププレートは熱くなっていますので、触ると危険です。
ヒーターがトッププレートを加熱することはありませんが、加熱された鍋から熱が伝わる ためです。
- トッププレート上に、カセットコンロや缶詰など、加熱により爆発する可能性がある物を
置くと危険です。
金属物は加熱されてしまう恐れがありますし、トッププレートが使用後の場合は、大変熱くなって います。
- 安易にトッププレート上に紙を置くと危険です。
IHヒーターでは紙は燃えませんが、ラジエントヒーターであれば燃えてしまいます。
- 空焚き防止機能などの安全機能に頼っていると危険です。
例えばお湯が蒸発するまで放置して空焚きすると、安全機能が働いてスイッチが切れるまでに、 鍋底が赤熱してしまうことがあります。
- アルミ容器(アルミ箔)入り食品をIHで加熱すると、アルミ底が溶ける場合があります。
食品会社側でIH対応となっていても、機器メーカ側は調理不可としています。