発煙・発火するケース
IHクッキングヒーターは火を使いませんが、あくまで加熱機器であり、
鍋を高温にする機器です。
次の様な不適切な使い方をした場合には、発煙・発火する可能性がありますので、
何をしても火が出ないなどと過信しないようにしましょう。
1.温度制御が正しく行えない状態で鍋を加熱し、油を注いだ場合。
2.ラジエントヒーターに、紙などを近づけた場合
3.鍋とIHクッキングヒーターの間に、紙等を挟んだ場合
油というものは、温度が一定以上に上がれば近くに火が無くても発火します。
従って、使い方を誤って温度制御を正しく行えなくすれば、発火します。
- 底が変形した鍋(空焚き防止機能が効かない鍋)等を使い、高火力で底が赤熱するまで空焚きし、油を注ぐと発火する。(メーカー発表)
- 天ぷら料理で、油の量が少なめだったり、付属の天ぷら鍋(※)以外を使った場合、温度制御が正しく行えずに発煙発火する場合がある。(独立行政法人 国民生活センター報告)
- 最大火力で油を注いだフライパンを予熱し、発煙発火する場合がある。(独立行政法人 国民生活センター報告)
(※)IHクッキングヒーターには、天ぷら鍋が付属しています
2.ラジエントヒーターに、紙などを近づけた場合
ラジエントヒーターはIH方式ではなく、ヒーター自体が非常に熱くなります。
3.鍋とIHクッキングヒーターの間に、紙等を挟んだ場合
IH方式はヒーターが熱くなるわけではありませんが、加熱されている鍋は非常に熱くなります。